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私の家には来客が多く、訪問される方の年代性別とも、実にバラエティに富んでいます。 お客様に喜んでいただけ、自分もキッチンに入りっぱなしではなく、一緒に楽しめるもの。 そんな思いから考えたレシピの数々です。 |
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![]() ![]() B5変形判(235×190ミリ)104ページ 2010年1月15日 文化出版局刊 価格 1620円(税込み) アマゾンで購入する 目次はこちら
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私は台北から100kmほど南に行った苗栗(ミャオリー)という土地で育ち、台北でOLとして働いていたときに主人と出会い、結婚して日本に来ました。 OL時代は料理なんてほとんどしませんでした。台湾はおいしい外食に不自由しないのです。 日本に来て、家庭料理の中に、母が作ったような料理を少しずつ加えるようになりました。母に電話しては作り方を教わったものです。 生家は客家(はっか)という、漢民族の末裔と言われる家系で、独特の言語や料理を今に伝えます。台湾屋台料理を食べさせる店は日本にも多いのですが、それとは違う私の家庭料理を皆さんに出したところ、「初めての味」「とてもおいしい」と好評です。 主人が外資系大手企業の役職にあったこともあり、うちにはさまざまなお客さまがみえました。その方たちに出した手料理が口伝えで人さまの評判になり、料理を教えたりするようになりました。 主人が突然の病に帰らぬ人となり、自分の時間を料理教室やケータリングなどに使うことになったのも、主人があの世から後押ししたのではないかと、不思議な縁を感じつつ、このたび一冊の本をまとめることになりました。 日本風にアレンジしたものもたくさんありますが、台湾の家庭の味のエッセンスはお伝えできたのではないかと思います。 振り返れば、台湾で26年、あと1年で、日本で暮らして26年になります。日本で学んだ食や文化が大好きで、私の財産となっています。日本と台湾を融合させたWinnie流の料理を、これからも皆さんに提案できたら幸せです。母の味がいつしか娘にも伝わることを願って。 |